★食べログ記事をアップしました↓
・温泉まんじゅう製造元佐藤物産店で湯葉入りの豚まん,ちまき,薄皮饅頭,
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20年ぶりの日光東照宮。国宝,陽明門,廻廊,眠り猫,三猿,御本社,本殿,唐門,本地堂,鳴き竜,奥宮,より続く
紅葉前で混雑していない「いろは坂」を昇って華厳の滝へ向かう。
20年前に訪れた時は紅葉真っ盛りの時期だったが、路線バスも待たずに乗れたものの座席には座れなかった。おかげでいろは坂の紅葉をじっくり眺めることができた。
今回はレンタカー移動。いろは坂の景色を見る余裕はないし、20年前より木々が生い茂り、景色が良く見えないように思う。
当初の予定では昼食を日光東照宮周辺でいただく予定だったが、紅葉時期前とはいえ、20年前と違い、訪日観光客だけでなく、和製若年層の観光客も溢れていて食事場所は満員盛況。
よって、昼食は華厳の滝周辺で摂ることに。
ただ、ピークタイムを過ぎていて、夕食の時間のこともあるので、軽い食事を摂ろうと話がまとまる。
周辺には飲食店が多数あるので食事は困らないし、紅葉前の平日なので客も少ないので選び放題。
結局、妻の好物の温泉まんじゅうをいただくことにした。ついでにちまきも購入して、店前のテーブルでイートイン。
・温泉まんじゅう製造元佐藤物産店
栃木県日光市中宮祠2478-8
℡0288-55-0127
温泉まんじゅうは当店自家製。1個120円。
ちまきは残念ながら自家製ではないらしい。1個350円
“すべて手作り“と表示された「ゆば豚まん350円」を2個購入。
1000円以上購入すると、県営駐車場1日券500円のところ、300円で販売しているということで、駐車券も購入。ちなみに1000円未満でも400円で購入できるらしい。
さて、実食。
まずは温泉まんじゅう。
全国どこに行っても温泉まんじゅうはあるが、発祥店は伊香保温泉の「勝月堂」という説がある。
↓ 2023/08/30勝月堂(伊香保温泉石段街)
本来、「温泉まんじゅう」と称する場合、温泉水を使用したり、温泉熱を利用して蒸したものであるが、多くは“温泉地で販売されている饅頭”を指すことが多い。
発祥地とされる伊香保温泉の勝月堂の場合は温泉地であり、且つ、伊香保の鉄分が多い温泉の色に模したとされる「湯乃花饅頭」なので、それなりの雰囲気はある。
当店の場合は、中禅寺湖温泉がさほど遠くない場所にあるとはいえ、普通の和菓子屋さんの自家製薄皮饅頭。
よって、温泉まんじゅう“風”です。味も普通だが、加工食品的工場製造の饅頭よりははるかに美味しい。
湯葉入りの豚まんは中の具材が完全に蒸かされておらず固形だったのが残念。
ちまきは前日に食したちまきとの比較のため購入。
↓ 佐藤物産店購入 ちまき350円、ゆば豚まん350円
↓ そば処霧降庵のちまき400円
いずれも東日本風のちまきタイプ。
味は佐藤物産店購入品の方があっさりしていて好印象だが、中の具材の多さで霜降庵に軍配を上げる。
ちなみに、西日本のちまきは和菓子タイプで、東日本のちまき(粽・茅巻) は肉や野菜を具材としてトッピングした中華風の「おこわ」を竹の皮で包んだ三角形のちまきという違いがあることは前日の実食記事で紹介済み。
↓ 霜降庵の実食記事
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◆華厳の滝
食後は少し歩いて華厳滝方面へ向かう。
インバウンド客が多めだが、日光東照宮よりは少ない。
華厳の滝周辺にも食事場所があり、「すいとん500円」を発見。こっちで食しても良かったかも・・・・。
華厳の滝は中禅寺湖から流出する大尻川(大谷川)にある落差97mの滝。
華厳滝は那智滝、袋田滝とともに「日本三名瀑」とされる。
↓ 那智の滝
那智の滝は自然の山水だが、華厳の滝は上流の中禅寺ダムで昼間1~2.5トン/秒、夜間0.5トン/秒に流出水量が調整されている。
那智の滝は高さ133mながら水量は1トン/秒なので、落差の低い華厳の滝(97m)の方が水量としては見ごたえがあるかもしれない。
ただし、那智の滝が1本の滝として流れ落ちることに対して、華厳の滝は本流の中段付近から中禅寺湖の伏流水が流れ込み、その水が簾のように並ぶことから「十二滝」と呼称される。
上から華厳の滝を眺めた後、エレベーターで滝壺正面へ行こうかと思ったが、時間のこともあるので、早々に引き上げる。
中禅寺湖畔から谷川岳の西側にある法師温泉長寿館へ向かう。
「日本ロマンチック街道」経由でおよそ2時間の山間ドライブ。
(続く)