北海道エスコンフィールド施設内グルメ。TOWER 11 1Fにある「Meatful」と「HOTDOG FUN」実食記,「umai」のスィーツも。ついでに温泉にも入浴。大麦牛ANGUS,foodhall by Nipponham,ニッポンハム,フードホール,

★食べログ記事をアップしました↓

「Meatful」実食記,北海道エスコンフィールド

「HOTDOG FUN」実食記,北海道エスコンフィールド

「umai」パンケーキ実食記,エスコン

源泉「Fビレッジ温泉」を加水・加温・循環・消毒あり

目次

新幹線と在来線を乗り継ぎ北海道へ

 初めてのエスコンフィールド
今年はパートナー(妻です)の発案でMazda Zoom-Zoom スタジアム広島へ行ったことを皮切りに、本拠地以外の球場もということで、今回はドラゴンズの交流戦に合わせてエスコンフィールドに遠征。
前日は長年の憧れだった登別温泉の第一滝本館へ宿泊し、翌日はFビレッジとエスコンフィールドで一日過ごすという個人旅行。
1月の伊豆の地金目鯛旅行に続いて息子も有給休暇を取得して同行。ということで、鉄道好きの子供のためにパートナーが提案したのは「新幹線で北海道へ」。
長時間移動になるので勘弁してよと思ったが、「青函トンネルをくぐりたい」という熱意に押されて、名古屋から東京まで1時間35分で、東京から函館北斗まで3時間57分。
目的地まではさらに在来特急で1時間14分。合計5時間46分。
さらにバスに乗り換えて20分。
朝,家を出てから9時間30分かかる。
鉄道乗車料金はネット割引やら早期割引併せて計35,300円/人。
帰りは新千歳空港から早期予約の格安航空券で10,210円/人で1時間45分でセントレアに戻れる。

 鉄旅は時間とお金がかかる

エスコンフィールドの飲食店

 さて、エスコンフィールド。
いろいろな飲食店が出店しているので、昼食も夕食も球場でいただく予定を立てた。
ところが、エスコンフィールドは365日営業しているが、ナイター開催日は14時30分で一度追い出されて、16時の再入場までどこがで時間をつぶさなくてはいけない。これは絶対にムダな時間だが、施設内整備の観点からいたしかたないことだと思うが、せめて七つ星横丁だけでもランチタイム営業してくれると嬉しい。
エスコンフィールドの出店店舗

源泉名は「Fビレッジ温泉」の運用と成分分析

 そのアイドルタイムのおかげで私だけTOWER 11(タワー・イレブン)にある温泉に入浴することができ、Fビレッジでの買物や散策もできたので文句は無い。
↓ 温泉


 源泉名は「Fビレッジ温泉」。
溶存物質が649mg/kgで、温泉・療養泉基準値である1,000mg/kgを大幅に下回るものの、泉温が42.7℃のおかげで「単純温泉」として適応症表示(効能ではない)が可能な療養泉となっている。
それでもフィールドを一望できる球場内天然温泉とサウナは世界初ということで貴重。
内湯は男女別で水着は不要。「ととのえエリア」は混浴で水着着用必須。
いずれもフィールドを眺めるながら入浴やサウナを楽しめる。
泉質は北海道で多く見られるモール温泉で、太古の葦などの植物が堆積した亜炭層を通って湧き出る温泉。物性の有機物を多く含む。腐植物(フミン質)を含むアルカリ性の温泉。
ただし、運用は循環・加水・加温で当然、次亜塩素酸消毒もあるということと、源泉はどうやら貯湯槽を経由しているということもあり、温泉分析書通りの成分は期待できそうにもない。
さらに「ととのえエリア」の浴槽への注湯量が少ないように感じた。
また、浴槽の広さに比して入浴客が多く、しかも水着着用ということで、一般の温泉で言われている「入浴客一人当たり0.5gの汚れ」よりも多くなるのではと危惧する印象。
サウナ入って、水着着用ではない内湯に入ってさっさと退出。

 今回の利用で困ったのはエスコンフィールドのコンコースにある七つ星横丁や飲食店が16時以降のからの営業であるということ。昼はラーメンで夜は寿司かなあとか北海道グルメを満喫する予定だった。
そういう事情もあって昼食は営業しているTOWER 11の1階にある「foodhall by Nipponham」で摂ることに。
飲食とエンターテイメントを同時に楽しめるということで、ES CON FIELD HOKKAIDO 日本ハム株式会社とファイターズの共同事業で展開というのが注目点。

 406㎡(123坪)のフードホールには約100席あり、パブリックビューイング的大画面で日ハムファイターズの試合風景を見ながら食事ができる。
ニッポンハムグループによる3ブランド「Meatful」「HOTDOG FUN」「umai」が出店しているが、多くのフードコート同様に1つの営業母体で3つのブランドメニューを提供している。よってそれぞれを単独店として評価するのはどうかと思う。
「umai」はうどん店だが、開業当初は「たべるスープ」で、2024年3月12日に「umai」としてリニューアルオープン。
お肉やシャウエッセンをトッピングしたオリジナルうどんだけでなく、スィーツも提供。

 せっかくなので家族それぞれが好きなものを選んで昼食とする。3店のメニューを購入し、いつものようにシェアしながら味比べを実施。

★大麦牛アンガスプレート(1,480円)+サッポロクラシック(850円)で計2,330円

 鶏肉と豚肉は北海道産だけど牛肉はオージービーフ
大麦牛ANGUSはニッポンハムが手掛けるオーストラリア産アンガスビーフ。植物性飼料100%で200日肥育。
長期穀物肥育(200日以上のロンググレイン)することで適度な霜降りが得られるのが特徴で、和牛の脂っことが苦手ながらも、「グラスフェッドビーフ(牧草飼育牛肉,全体の97%を占めるが、そのまま出荷されたり、穀物肥育場に転出したりする。対日輸出はオージービーフの50%程度)」と元々は日本向けに開発され、NFAS(全国肥育場認定制度)によって出荷証明された「グレインフェッドビーフ(穀物肥育牛,肥育場で最低100日肥育され、そのうち80日以上は穀物を主とする栄養的にバランスのとれた高エネルギー飼料を与えられる)」に大別され、穀物肥育期間が短い「ショートグレインフェッドビーフ(肥育日数100日〜120日)」「ミドルグレインフェッドビーフ(肥育日数150日〜180日)」の赤身では少々物足りないという人に最適。
~穀物は高エネルギーなため、グレインフェッドビーフは通常、引き締まった赤身に豊富な筋肉内脂肪(マーブリング)を兼ね備え、滑らかで安定した食感を提供。その肉がグレインフェッドビーフとなる牛も一般に成長の85-90%を牧草地で過ごし、その後、フィードロットで過ごす平均期間は約95日~(オージービーフ公式サイトより)
尚、日本国内における牛肉の産地別消費は「国産36%」「オージービーフ28%」「米国産27%」「その他9%」となっているようです。(2020年4月〜2021年3月データ,オージービーフサイトより)


 実食商品は私の知っているオージービーフの「ロンググレイン」よりも比較的あっさりで、サッポロ生ビールと相性ピッタリ。試合開始までビールを飲み続けたい誘惑にかられるが一杯だけで我慢。(結局、試合中に4杯ほどいただいたが・・・)。
やっぱりアンガスのロンググレインは適正な熟成の上、熟練の技術力で焼きあげないと、その価値(長期穀物肥育)を活かせないと思う。
ところで、一般の人はスーパーやステーキ店・焼肉店で提供されているオーストラリア産牛肉の穀物肥育期間にさほど興味がないかも知れないが、某大手スーパーのプライベートブランドのオージービーフは当初“ロンググレイン”だったが、途中で“ミドルグレイン(店舗で聞き取り)”に変更になったという経緯があるほど、脂肪交雑の特徴が出ていない場合、味や外見では見分けにくい。
昔、会社の調達部門の統括責任者だったころ、部下の精肉部門調達責任者がオージービーフのロンググレインの長期熟成ステーキを現地で食した時の「今まで食べたことがない素晴らしい食味」と評価したことを思い出したり、自分の実食体験を思い出しながら、大麦牛ANGUSを食したが、ロンググレインの差異感は微妙。

★ホットドッグプレーン(650円)

息子と妻が選んだのはホットドッグ(650円)。そして他にポテトフライ(550円)とコーラ(380円)。合計で2,250円で私のアンガスプレートプラスサッポロクラシック生ビールよりも安い。
それでも結構な金額になってしまうが、ドジャースタジアムのホットドック価格の半額程度なのでボールパークの食事と思えば安い。
ホットドッグのシャウエッセンは当然、ニッポンハムブランド。粗挽きのウインナーソーセージの発売は1985年で、当時としては珍しいオールポークのウインナーソーセージで、今でも主力商品として人気。ソルビン酸を使用していないということも好印象。
コストコのクォーターパウンド ホットドッグは飲み物付きで180円(税込)だが、バリッという音はしないということで、差異化されていると思うが、エスコンフィールドでなければ食べないかもしれない。

★パンケーキ

せっかくなので」という便利な理由付けで妻が購入。
アイスクリームカップサイズで680円かぁ。

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●HOTDOG FUN
【Gameday】
DAY GAME 10:00-21:00(L.O.20:00)※
NIGHT GAME [一般営業]11:00-14:30(L.O.14:00)、16:00-試合終了後まで※
※チケットまたは入場券をご用意のうえ開場後にご入場ください

【Non-Gameday】
平日 11:00-21:00(L.O.20:00)
土・日祝 11:00-21:00(L.O.20:00)

●お肉料理専門店「Meatful」
https://www.hkdballpark.com/restaurants/5/
【Gameday】
DAY GAME 11:00-21:00(L.O.20:00)※
NIGHT GAME [一般営業]11:00-14:30(L.O.14:00)、16:00-試合終了後まで※
※チケットまたは入場券をご用意のうえ開場後にご入場ください
【Non-Gameday】
平日 11:00-21:00(L.O.20:00)
土・日祝 11:00-21:00(L.O.20:00)

●うどん専門店「umai」(ウマイ)
https://www.hkdballpark.com/restaurants/7/
【Gameday】
DAY GAME 11:00-21:00(L.O.20:00)※ 
NIGHT GAME [一般営業]11:00-14:30(L.O.14:00)、16:00-試合終了後まで※
※チケットまたは入場券をご用意のうえ開場後にご入場ください
【Non-Gameday】
平日 11:00-21:00(L.O.20:00)
土・日祝 11:00-21:00(L.O.20:00)
取扱い商品説明

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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